今回は、Linux環境で人気のあるデータベースサーバーであるMySQLとPostgreSQLのインストール方法について解説します。
まずは、Linuxの環境を整えましょう。初めてLinuxを使う方は、UbuntuやCentOSなどのディストリビューションをインストールすることをおすすめします。普段使っているコンピュータ上で仮想環境を使う方法もあります。
以下の手順でUbuntuをインストールしてください。
1. Ubuntuの公式サイトからISOファイルをダウンロードします。
2. USBメモリやDVDにISOを焼きます。
3. コンピュータを再起動し、ブートメニューからUSBまたはDVDを選択します。
4. 画面の指示に従ってインストールを進めます。
MySQLは多くのサイトで利用されている人気のデータベースです。まずはMySQLをインストールしてみましょう。
以下の手順でMySQLをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install mysql-server
インストールが終わったら、MySQLの初期設定を行います。
sudo mysql_secure_installation
このコマンドを実行すると、パスワードの設定やセキュリティ設定をするためのガイダンスがありますので、指示に従って設定してください。
次に、PostgreSQLをインストールします。PostgreSQLは、高性能なデータベースで、特にデータの整合性を重視するアプリケーションに適しています。
以下の手順でPostgreSQLをインストールします。
sudo apt update
sudo apt install postgresql postgresql-contrib
PostgreSQLをインストールしたら、初期設定をして接続できるようにします。
sudo -u postgres psql
このコマンドでPostgreSQLの対話型シェルに入ることができます。ここで必要な設定やデータベースの作成を行います。