この記事ではJavaScriptの強力な配列メソッド、map、filter、reduceについて説明します。これらのメソッドを使うと、配列のデータを簡単に操作できるようになります。

JavaScriptの配列メソッドとは？

JavaScriptには配列を操作するための色々なメソッドがあります。中でもよく使われるのがmap、filter、reduceです。これらを使いこなすと、コードがもっとシンプルでわかりやすくなります。

mapメソッドの使い方

mapメソッドは配列の各要素に対して関数を実行し、その結果から新しい配列を作り出します。例えば、すべての要素に2を掛けたい時などに使えます。

例：

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const doubled = numbers.map(x => x * 2);

console.log(doubled); // [2, 4, 6, 8, 10]

filterメソッドの使い方

filterメソッドは配列の各要素に対して条件をチェックし、その条件に合った要素だけを含む新しい配列を作り出します。例えば、偶数だけを取り出すときなどに使えます。

例：

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const evenNumbers = numbers.filter(x => x % 2 === 0);

console.log(evenNumbers); // [2, 4]

reduceメソッドの使い方

reduceメソッドは配列の各要素に対して関数を実行し、単一の値を計算します。例えば、配列内のすべての数を足し合わせるときなどに使えます。

例：

const numbers = [1, 2, 3, 4, 5];
const sum = numbers.reduce((accumulator, currentValue) => accumulator + currentValue, 0);

console.log(sum); // 15

まとめ

• mapメソッドは、配列の各要素に対して関数を実行し、新しい配列を作る。
• filterメソッドは、配列の各要素に対して条件をチェックし、条件に合う要素だけを含む新しい配列を作る。
• reduceメソッドは、配列の各要素に対して関数を実行し、単一の値を計算する。