JavaScriptを使ってHTMLの要素を動的に変更する方法を紹介します。
まずは「DOM」という言葉について説明します。DOMは「Document Object Model」の略で、HTMLドキュメントをツリー構造で表現したものです。簡単に言うと、HTMLの要素をJavaScriptで操作するための仕組みです。
DOMを操作するためには、以下の3つのステップを覚えておきましょう。
具体例を見てみましょう。例えば、以下のようなHTMLがあります。
<div id="message">こんにちは</div>
この
document.getElementById("message").innerText = "さようなら";
document.getElementById("message")
の部分で、id属性が「message」の
innerText = "さようなら"
の部分で、取得した要素の中身のテキストを「さようなら」に変更しています。
これで変更が画面に反映されます。特別なことは何もする必要はありません。
DOM操作の基本を学んだところで、もっと便利な方法も少し紹介しておきます。
例えば、新しい
タグを追加したいときは、次のようにします。
const newParagraph = document.createElement("p");
newParagraph.innerText = "新しい段落です";
document.body.appendChild(newParagraph);
特定の要素を削除したいときは、次のようにします。
const elementToRemove = document.getElementById("oldElement");
elementToRemove.parentNode.removeChild(elementToRemove);
この記事では、JavaScriptでDOMを操作する基本の方法について学びました。基本の流れは「要素を取得」「要素を変更」「画面に反映」の3ステップです。さらに、新しい要素を追加したり、要素を削除したりする方法も紹介しました。