この記事では、Javaのフレームワーク「Spring Boot」を使ってWebアプリを開発する方法について紹介します。Spring Bootは初心者でも扱いやすく、効率的にアプリを作ることができるため、Javaを学ぶ上でとても役立ちます。このガイドを通して、Spring Bootの基本や、実際に簡単なアプリを作る方法を学んでいきましょう。
Spring Bootは、Javaを使ったアプリケーション開発を簡単にするためのフレームワークです。従来のSpringフレームワークに比べて、設定が少なくて済むため、迅速に開発を始められます。また、WebアプリやRESTful API(クライアントとサーバー間のデータのやりとりの仕組み)を素早く構築できるのが大きな特徴です。
Spring Bootを使った開発を始めるには、まず開発環境を整える必要があります。以下のツールをインストールしましょう。
まずは、Spring Bootの新しいプロジェクトを作成してみましょう。以下の手順に従って、簡単なWebアプリの雛形を作成します。
Spring Initializrというウェブツールを使うと、簡単にプロジェクトの雛形を作ることができます。以下の手順で進めます。
それでは、実際に簡単なWebアプリを作ってみましょう。ここでは、シンプルな「Hello, World!」アプリを作成します。
解凍したプロジェクトフォルダの中にあるMainクラスに、以下のコードを書きます。
import org.springframework.boot.SpringApplication;
import org.springframework.boot.autoconfigure.SpringBootApplication;
import org.springframework.web.bind.annotation.GetMapping;
import org.springframework.web.bind.annotation.RestController;
@SpringBootApplication
@RestController
public class HelloWorldApplication {
public static void main(String[] args) {
SpringApplication.run(HelloWorldApplication.class, args);
}
@GetMapping("/")
public String hello() {
return "Hello, World!";
}
}
IDEでプロジェクトを開いて、Mainクラスを実行します。実行が成功したら、ブラウザを開き、http://localhost:8080にアクセスしてください。「Hello, World!」と表示されるはずです。
この記事では、JavaのフレームワークSpring Bootを使ったWebアプリの作り方について紹介しました。Spring Bootは初学者にとって特に扱いやすいツールなので、これからどんどん試してみて、自分だけのアプリを作ってください!