Javaは多くの企業で使われているプログラミング言語ですが、最近では新しい機能が追加されています。特に、Lambda式やStream APIはコーディングをより簡潔にし、効率的にするための強力なツールです。この記事では、初学者向けにこれらの機能についてわかりやすく解説します。
Lambda式は、無名関数とも呼ばれる機能です。つまり、関数を特定の名前で定義することなく、その場で使うことができるのです。これにより、コードがすっきりとし、可読性が向上します。
Lambda式は以下のような書き方をします。
(引数) -> { 処理内容 }
例えば、数値のリストから偶数だけをフィルタリングする場合、Lambda式を使って次のように書けます。
List<Integer> numbers = Arrays.asList(1, 2, 3, 4, 5, 6);
numbers.stream()
.filter(n -> n % 2 == 0)
.forEach(System.out::println);
次に、Stream APIについて見てみましょう。Stream APIは、コレクション(リストやセットなど)を操作するための機能です。データをフィルタリングしたり、並び替えたり、集計したりすることが簡単にできます。
Stream APIを使うことで、次のような利点があります。
Stream APIを使ったコードの例を見てみましょう。ここでは、文字列のリストから"Java"を含むものを抽出する例です。
List<String> languages = Arrays.asList("Java", "Python", "JavaScript", "C++");
languages.stream()
.filter(lang -> lang.contains("Java"))
.forEach(System.out::println);
Lambda式とStream APIは、Javaでのコーディングをより効率的で読みやすくするための重要な機能です。これらを使うことで、あなたのプログラミングスキルを一段と向上させることができます。