Javaでプログラムを書くとき、コードがどれだけ良く書かれているかは、とても大切です。読みやすいコードを書くことは、後で自分や他の人がそのコードを理解しやすくするための大きなポイントです。今回は、初学者でもできるリファクタリングのテクニックについて紹介します。
リファクタリングとは、プログラムの動作を変えずに、コードを整理することです。これにより、コードがスッキリして分かりやすくなります。リファクタリングは、以下のような理由で行います。
変数やメソッドには、意味のある名前をつけましょう。何をするのかが一目でわかる名前が理想です。例えば、次のような名前を使うと良いでしょう。
int totalScore; // わかりやすい変数名
void calculateTotalScore() { // わかりやすいメソッド名
// 処理の内容
}
メソッドが長くなると、中身を理解するのが難くなります。一般的には、メソッドは一つのことだけを扱うようにするのが良いです。
コードだけでは伝わりにくい部分には、コメントをつけることが大事です。ただし、当然すぎることや明らかすぎることをコメントに書くのは避けましょう。以下の例を見てください。
// スコアを加算する処理
totalScore += newScore;
同じようなコードが何度も出てくる場合は、それをメソッドにまとめてしまいましょう。これにより、コードがスッキリし、変更も1ヵ所で済むようになります。
リファクタリングを行うことで、Javaのコードはぐっと読みやすくなります。意味のある名前をつける、メソッドは短くする、コメントを使う、重複を避けるなど、さまざまなテクニックがあります。これからプログラムを続ける中で、少しずつ実践してみてください。