Javaは多くのアプリケーションやゲームの開発に使われている人気のプログラミング言語です。このコラムでは、Javaの基本構文における「変数」「データ型」「演算子」について解説します。
変数は、データを一時的に保存するための名前付きの箱だと考えてください。これにより、プログラムの中で必要に応じてデータを扱うことができるようになります。
Javaでは、変数を使う前に宣言する必要があります。宣言する際には、データ型を指定します。以下は、整数型の変数を宣言する例です。
int age;
ここで、int
は整数型を表し、age
は変数の名前です。このようにして、Javaに「私は整数を入れるための箱(変数)を準備しますよ!」と教えるわけです。
変数を宣言したら、実際にデータを入れることを「初期化」と言います。以下の例では、変数age
に値を代入しています。
age = 20;
また、宣言と初期化を同時に行うこともできます。
int age = 20;
データ型とは、変数にどんな種類のデータを格納するかを定義するものです。Javaには大きく分けて、基本データ型と参照データ型があります。
基本データ型は、以下のようなものがあります。
参照データ型は、配列やオブジェクトを扱います。たとえば、文字列はString
という参照データ型で表示されます。
String name = "Taro";
演算子は、変数や値に対して計算や操作を行うための記号です。Javaでは、さまざまな演算子が用意されています。
よく使われる演算子には、以下のようなものがあります。
以下は、演算子を使った簡単な計算の例です:
int a = 10;
int b = 5;
int sum = a + b; // 合計を計算
この例では、a
とb
という変数を定義し、それらを足してsum
に格納しています。