今回は、PHPにおける関数の基本について学んでいきましょう。関数は、プログラムを効率的に書くためのとても大事な要素です。
関数とは、一連の処理をまとめて、名前を付けたものです。これにより、同じ処理を何回でも簡単に呼び出すことができるようになります。例えば、何かを計算したいときに、いちいち計算の手続きを書くのは面倒ですよね。そこで、関数を使うことで、簡潔に書けるのです。
それでは、実際にPHPで関数を定義してみましょう。以下のように書きます。
function 関数名() {
// ここに処理を記述
}
例えば、2つの数を足す関数を作成してみます。こちらがそのコードです。
function add($a, $b) {
return $a + $b;
}
このコードでは、`add`という関数名を付け、引数として`$a`と`$b`を受け取ります。そして、その2つの値を足した結果を返します。
関数を定義したら、次はその関数を呼び出してみましょう。以下のように書きます。
$result = add(3, 5);
echo $result; // 8と表示される
ここでは、`add`関数を呼び出して、3と5を足しています。結果は8になりますね!