PHPの配列は、複数のデータを一つの変数にまとめて扱うことができる便利なデータ構造です。たとえば、学生の名前や点数を一つの配列に保存することができます。配列を使うことで、データの管理や操作がとても簡単になります。
配列を作るには、array()
という関数を使います。以下は、学生の名前を保存する配列の例です。
<?php
$students = array("太郎", "花子", "次郎");
?>
PHPでは、短縮記法も使うことができます。角括弧を使う方法です。こちらも同じ学生の名前の配列を作る例です。
<?php
$students = ["太郎", "花子", "次郎"];
?>
配列の要素には、インデックス(番号)を使ってアクセスできます。配列の最初の要素はインデックス0から始まります。例えば、以下のようにして最初の学生の名前を取得できます。
<?php
echo $students[0]; // 太郎
?>
配列に新しい要素を追加するには、array_push()
関数を使います。以下は、新しい学生を追加する例です。
<?php
array_push($students, "四郎");
?>
配列から要素を削除するには、unset()
関数を使います。以下の例では、最初の学生を削除しています。
<?php
unset($students[0]);
?>
配列の全ての要素を表示したい場合は、foreach
文を使うと便利です。以下は、全ての学生の名前を表示する例です。
<?php
foreach ($students as $student) {
echo $student . "
";
}
?>