AWS S3とは何か？

AWS S3（Simple Storage Service）は、Amazonが提供するオブジェクトストレージサービスです。大量のデータを保存できるだけでなく、高い耐久性と可用性を持っています。画像や動画、ドキュメントなど、さまざまなデータを簡単に保存し、管理することができます。

CloudFrontとは？

CloudFrontは、Amazonのコンテンツ配信ネットワーク（CDN）です。イメージ通り、世界中のエッジロケーションからお客様に素早くコンテンツを配信します。これにより、遅延が少なくなり、利用者体験が向上します。

AWS S3とCloudFrontを連携させるメリット

S3に保存したデータをCloudFrontを通して配信することで、以下のようなメリットがあります。

• データ配信の速度が向上する。
• 負荷分散ができるため、大量のアクセスにも耐えられる。
• データの安全性が高まる。

連携する手順

1. S3バケットを作成する

まずはAWSの管理コンソールにログインし、S3のサービスを開きます。新しいバケットを作成する際は、バケット名やリージョンを指定します。バケット名はユニークである必要がありますので、注意してください。

2. オブジェクトをアップロードする

作成したバケットに、配信したいコンテンツをアップロードします。ファイルのドラッグ＆ドロップも可能で、手軽にファイルを追加できます。

3. CloudFrontの設定を行う

次に、CloudFrontの管理コンソールに移動します。「ディストリビューションを作成」を選択し、設定を行います。このとき、オリジンには先ほど作成したS3バケットを指定します。

4. ディストリビューションの設定

CloudFrontの設定では、キャッシュの設定やアクセス制限など、さまざまなオプションがあります。特に、キャッシュの設定は配信速度に影響するため、しっかり確認しましょう。設定が完了したら、ディストリビューションを作成します。

5. コンテンツにアクセスする

ディストリビューションが作成されると、CloudFrontのURLが発行されます。このURLを使って、S3に保存したコンテンツにアクセスできるようになります。

まとめ

AWS S3とCloudFrontを連携させることで、快適で速いコンテンツ配信が実現できます。特に、ユーザーがどこにいても、スムーズにデータにアクセスできるのは大きなメリットです。