Go言語は、Googleが開発したプログラミング言語で、簡潔で効率的なコードが書けるのが特徴です。特に、サーバーサイドの開発やマイクロサービスに適しているため、人気があります。これから、Go言語を使ってプロジェクトを始めるための開発環境のセットアップ方法を紹介します。
まずはGo言語をインストールしましょう。公式サイトからインストーラーをダウンロードできます。以下の手順でインストールを行います。
# Windowsの場合
https://golang.org/dl/ からインストーラーをダウンロードして実行します。
# macOSの場合
brew install go
# Linuxの場合
sudo apt install golang-go
次に、コードを書くためのテキストエディタを用意しましょう。人気のエディタは以下の通りです。
ここではVisual Studio Codeを例に、インストール方法を説明します。公式サイトからダウンロードしてインストールしてください。
Goを使うためには、環境変数を設定する必要があります。特に、$GOPATHと$GOROOTを設定することが必要です。
コントロールパネルから「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数」に進みます。新しいユーザー変数を追加して、次のように設定します。
ターミナルを開いて以下のコマンドを入力します。
export GOROOT=/usr/local/go
export GOPATH=$HOME/go
export PATH=$PATH:$GOROOT/bin:$GOPATH/bin
すべての準備が整ったら、いよいよ最初のGoプロジェクトを作成してみましょう!
まずはターミナルを開いて、プロジェクト用のフォルダを作成します。
mkdir $GOPATH/src/hello-go
cd $GOPATH/src/hello-go
次に、次のサンプルコードを main.go
というファイル名で保存してください。
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Println("Hello, Go!")
}
ターミナルで以下のコマンドを入力して、プログラムを実行しましょう。
go run main.go
すると、「Hello, Go!」と表示されるはずです。これでGo言語の開発環境が整いました!