Go言語を学び始めたあなたにとって、制御構文はとても重要なテーマです。プログラムの流れを制御するための基本的な文を一緒に見ていきましょう。
if文は、条件に応じて異なる処理を行うための文です。例えば、ある数字が正か負かを判断する場合に使います。
package main
import "fmt"
func main() {
number := 10
if number > 0 {
fmt.Println("正の数です")
} else {
fmt.Println("負の数かゼロです")
}
}
上の例では、numberが0より大きい場合、"正の数です"と表示されます。そうでない場合は、"負の数かゼロです"と表示されます。
for文は、何度も同じ処理を繰り返したいときに使います。例えば、1から5までの数字を表示するプログラムを見てみましょう。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 1; i <= 5; i++ {
fmt.Println(i)
}
}
このコードでは、iが1から5までの数字を順番に表示します。for文を使うことで、同じ処理を何度も書く必要がなくなります。
switch文は、複数の条件を1つのブロックで処理する方法です。いくつかの選択肢の中から1つを選ぶ場合に便利です。以下の例を見てください。
package main
import "fmt"
func main() {
day := 3
switch day {
case 1:
fmt.Println("月曜日")
case 2:
fmt.Println("火曜日")
case 3:
fmt.Println("水曜日")
default:
fmt.Println("その他の日")
}
}
このプログラムでは、dayの値に応じて、曜日を表示します。dayが3のときは"水曜日"と表示されます。
Go言語の制御構文であるif文、for文、switch文について基本を押さえました。これらを使いこなすことで、より複雑なプログラムを作ることができるようになります。