Go言語は、Googleが開発したプログラミング言語です。簡潔で効率的なコードを書くことができるため、様々なプロジェクトに使われています。特に、並行処理の機能が強力で、大規模なシステム開発にも適しています。
関数は、一連の処理をまとめたものです。例えば、数値を足し算する処理を関数として定義すると、何度もその処理を簡単に呼び出すことができます。Go言語では、関数を使うことでコードの再利用性が高まります。
それでは、実際にGo言語で関数を定義してみましょう。以下のコードを見てください。
package main
import "fmt"
// add関数を定義
func add(a int, b int) int {
return a + b
}
func main() {
result := add(3, 4) // add関数を呼び出し
fmt.Println(result) // 結果を表示
}
このコードでは、まずパッケージをインポートしています。次に、addという関数を定義しています。この関数は、2つの整数を受け取り、その合計を返します。最後に、main関数の中でadd関数を使い、結果を表示しています。
関数を呼び出すには、関数名の後に丸括弧を付けて、引数を渡します。上の例でいうと、add(3, 4)が呼び出しにあたります。この場合、3と4が関数の引数として渡されます。
Go言語の関数では、引数の数や型を変えることもできます。たとえば、引数にもっと多くの数値を渡して合計を計算する関数を作ることも可能です。
package main
import "fmt"
// multiAdd関数を定義
func multiAdd(numbers ...int) int {
sum := 0
for _, number := range numbers {
sum += number
}
return sum
}
func main() {
result := multiAdd(1, 2, 3, 4, 5) // multiAdd関数を呼び出し
fmt.Println(result) // 結果を表示
}
multiAdd関数では、可変長引数を使っています。「...int」と書くことで、好きな数の整数を渡すことができます。ループを使って、渡された数値をすべて足し算して返します。
Go言語の関数について、定義方法や呼び出し方を学びました。関数を使うことで、コードをより整理しやすく、再利用しやすくなります。