の記事では、Go言語を使ったマイクロサービスについて簡単に説明します。マイクロサービスとは、アプリケーションを小さな部品に分けて、それぞれが独立して動作する仕組みのことです。これにより、システムの拡張や保守がしやすくなります。
マイクロサービスは、アプリケーションの設計スタイルの一つです。従来のモノリシックなアプリケーションとは異なり、マイクロサービスは各機能を独立したサービスとして設計します。ここでのポイントは、サービス間で通信を行いながらも、それぞれが別々に運用されることです。
Go言語、またはGolangは、Googleが開発したシンプルで効率的なプログラミング言語です。コンパイルが早く、並行処理が得意なため、マイクロサービスを作るのにぴったりです。
次に、Go言語でのマイクロサービスの基本的な作り方を見ていきます。まず、APIを提供する小さなサービスを作成します。
以下のコードは、シンプルなHTTPサーバーを作る例です。リクエストに対して、"Hello, World!"と返す機能を持っています。
package main
import (
"fmt"
"net/http"
)
func handler(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
fmt.Fprintf(w, "Hello, World!")
}
func main() {
http.HandleFunc("/", handler)
http.ListenAndServe(":8080", nil)
}
マイクロサービス同士は、通常HTTPやgRPCなどのプロトコルを使って通信します。HTTPの場合は、RESTfulなAPIを設計することが一般的です。
Go言語でマイクロサービスを作ることは、システムを小さな部品に分けて運用しやすくする素晴らしい方法です。マイクロサービスのデザインやGo言語の特徴を理解することで、より効率的にアプリケーションを開発できるようになります。