EC2はAmazonのクラウドサービスの一つです。自分のサーバーを簡単に作ることができるので、多くの人に利用されています。アプリケーションを動かしたり、ウェブサイトをホストしたりするのに使われます。
バックアップはとても大切です。大事なデータが消えたり、壊れたりすることがあるからです。たとえば、サーバーが突然落ちてしまったり、間違ってデータを削除してしまった場合、バックアップがあれば安心です。
データがなくなってしまう原因はいくつかあります。
EC2では主に以下の方法でバックアップを取ることができます。
AMI(Amazon Machine Image)はサーバーの状態をそのままコピーしたものです。AMIを作成しておくと、その状態に戻すことができます。
aws ec2 create-image --instance-id <インスタンスID> --name "<イメージ名>" --no-reboot
EBS(Elastic Block Store)はEC2のストレージです。このスナップショットを取ることで、データの状態をバックアップできます。
aws ec2 create-snapshot --volume-id <ボリュームID> --description "<スナップショットの説明>"
バックアップを取った後、何かあったときのためにリカバリの方法も知っておきましょう。
もしサーバーが壊れた場合、AMIを使って新しくインスタンスを作成できます。この時、作成したAMIを指定します。
aws ec2 run-instances --image-id --count 1 --instance-type <インスタンスタイプ>
EBSスナップショットがある場合、それを使ってボリュームを復元できます。
aws ec2 create-volume --snapshot-id <スナップショットID> --availability-zone
EC2でのバックアップとリカバリは重要な技術です。データを安全に守るために、定期的にバックアップを取り、リカバリの方法を知っておくことが大切です。