このガイドでは、AWSのEC2(Elastic Compute Cloud)においてEBS(Elastic Block Store)ボリュームを管理する方法について説明します。
EBSボリュームは、EC2インスタンスに接続できるストレージのことです。データの保存やアプリケーションのファイルを管理するのに役立ちます。EC2インスタンスは通常のコンピュータと考えて、EBSボリュームはそのコンピュータのハードディスクのようなものです。
まず、AWSマネジメントコンソールにログインします。アカウントを作成した時のメールアドレスとパスワードを使ってください。
コンソールの上部にある「サービス」メニューから、EC2を選びます。これでEC2ダッシュボードに移動します。
ダッシュボードの左側にあるメニューから「ボリューム」を選択し、「ボリュームの作成」ボタンをクリックします。
次に、ボリュームのサイズや種類(SSDやHDDなど)、アベイラビリティゾーンなどを設定します。設定が終わったら「作成」をクリックします。
作成したEBSボリュームをインスタンスに接続するために、まず接続したいインスタンスを見つけます。ダッシュボードの「インスタンス」メニューから該当のインスタンスを選択します。
選択したインスタンスの詳細画面に移動し、「ボリュームの管理」セクションで「ボリュームのアタッチ」ボタンをクリックします。
先ほど作成したEBSボリュームを選び、アタッチするデバイス名を指定します。設定が終わったら、「アタッチ」をクリックして接続します。
データをバックアップするために、EBSボリュームのスナップショットを作成することができます。スナップショットは、ボリュームの状態を記録したものになります。
ボリュームのリストから対象のボリュームを選び、「スナップショットの作成」ボタンをクリックします。その後、スナップショットの名称を入力し、「作成」をクリックします。
不要になったEBSボリュームは、EC2ダッシュボードから簡単に削除できます。ボリュームのリストから削除したいボリュームを選び、「削除」ボタンをクリックします。