今回は、MySQLの基本的なコマンドの使い方を紹介します。
まず簡単にMySQLについてです。
MySQLは、オープンソースのリレーショナル・データベース管理システムです。主にデータを保存、検索、更新、削除するのに使われます。多くのWebアプリケーションで使われているので、覚えておくと役立ちます。
まずはMySQLに接続してみましょう。以下のコマンドで接続します。
mysql -u [ユーザー名] -p
このコマンドを実行すると、パスワードを求められるので、そこで入力します。
新しいデータベースを作成するには、以下のコマンドを使います。
CREATE DATABASE [データベース名];
これで新しいデータベースが作成されます。例えば「test_db」という名前のデータベースを作成する場合は、以下のようにします。
CREATE DATABASE test_db;
作成したデータベースを使うには、以下のコマンドで選択します。
USE [データベース名];
例えば、「test_db」を選択する場合は以下のようにします。
USE test_db;
データベースにはテーブルを追加することができます。テーブルはデータのカテゴリを管理するものです。以下のようにしてテーブルを作成します。
CREATE TABLE [テーブル名] (
[カラム名1] [データ型],
[カラム名2] [データ型],
...
);
例えば、「users」というテーブルを作成し、名前(name)と年齢(age)を保存したい場合は、以下のようにします。
CREATE TABLE users (
name VARCHAR(50),
age INT
);
テーブルにデータを追加するには、次のコマンドを使用します。
INSERT INTO [テーブル名] ([カラム名1], [カラム名2], ...)
VALUES ([値1], [値2], ...);
例えば、名前が「田中太郎」で年齢が25のデータを「users」に挿入するには、以下のようにします。
INSERT INTO users (name, age)
VALUES ('田中太郎', 25);
テーブルのデータを表示するには、次のコマンドを使用します。
SELECT * FROM [テーブル名];
例えば、「users」の全データを表示したい場合は、以下のようにします。
SELECT * FROM users;
この記事では、MySQLの基本コマンドについて紹介しました。これらのコマンドを覚えると、データベースの管理がとても簡単になります。