MySQLは多くのウェブサイトやアプリで使われるデータベースです。この記事では、MySQLでテーブルを作成し、設計の基本を学びます。
テーブルはデータを整理するためのものです。エクセルの表のように、行と列があります。例えば、「ユーザー」というテーブルがあった場合、ユーザーの名前やメールアドレスなどを格納できます。
まず、データベースを選択する必要があります。以下のSQL文でデータベースを選択します。
USE database_name;
「database_name」は実際のデータベース名に置き換えてください。
次に、テーブルを作成します。例えば、「users」というテーブルを作成するには以下のようにします。
CREATE TABLE users (
id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
name VARCHAR(100),
email VARCHAR(100),
created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);
一意に識別するための数字です。AUTO_INCREMENTで自動的に増えていきます。
ユーザーの名前を保存します。VARCHAR(100) は100文字までの文字列を意味します。
ユーザーのメールアドレスです。同様にVARCHAR(100) で100文字まで格納できます。
ユーザーが追加された日時です。TIMESTAMP型でデフォルト値を現在の日時に設定しています。
データ型を適切に選びましょう。例えば、数字ならINT、文字列ならVARCHARを使います。
各行を一意に識別するためのカラムを設定しましょう。通常は「id」を使用します。
カラムにデフォルト値を設定すると、必ずしも値を入力しなくても自動的にその値が入ります。
今回は、MySQLでの基本的なテーブルの作成方法と設計のポイントについて学びました。データベースは複雑に感じるかもしれませんが、基本を押さえれば安心です。