今回は、初めてMySQLのSELECT文について説明します。SELECT文は、データベースからデータを取得するための文です。

SELECT文とは？

SELECT文は、データベースから特定のデータを取り出す時に使います。例えば、生徒のデータがたくさん入っているデータベースから、特定の生徒の情報を取り出したい時に使えます。

基本的な構文

まずは、SELECT文の基本的な書き方を見てみましょう。

SELECT 列名 FROM テーブル名;

たとえば、「students」という名前のテーブルから「name」という列（カラム）を取り出したい場合は、次のようになります。

SELECT name FROM students;

具体的な例

複数の列を選択する

「name」と「age」の2つの列を取り出したい場合は、カンマ（,）で区切って書きます。

SELECT name, age FROM students;

すべての列を選ぶ

テーブルのすべての列を取り出したい場合は、アスタリスク（*）を使います。

SELECT * FROM students;

条件を指定する WHERE文

特定の条件に一致するデータだけを取得したい場合は、WHERE文を使います。例えば、年齢が18歳以上の生徒の名前を取得したい場合は、次のようになります。

SELECT name FROM students WHERE age >= 18;

複数の条件を使う

複数の条件を使いたい時はANDやORを使います。例えば、年齢が18歳以上で、かつクラスが「A」の生徒の名前を取得したい場合は次のようになります。

SELECT name FROM students WHERE age >= 18 AND class = 'A';

まとめ

今回は、SELECT文の基本的な使い方について説明しました。データベースからデータを取得するための基本となる文なので、覚えておきましょう。