今回はMySQLを使う上で大事な「データ型」について学びましょう。データ型を正しく選ぶことで、データベースのパフォーマンスを向上させることができますよ。
データ型というのは、その名の通り「データの型」を意味します。つまり、数値なのか文字なのか、日付なのかを指定するものです。MySQLではいくつかの主要なデータ型があります。
それでは、MySQLにおける主要なデータ型をいくつか見ていきましょう。
数値型はその名の通り、数値を保存するための型です。以下のような種類があります。
整数を保存するためのデータ型です。範囲が広く、正の整数も負の整数も格納できます。
小数点を持つ数値を保存するためのデータ型です。専ら科学的な計算などに使われます。
文字列型は文字情報を保存するためのデータ型です。以下のような種類があります。
可変長の文字列を保存します。たとえば、名前や住所など、文字数が一定でない情報に適しているデータ型です。
極めて長い文字列を保存するためのデータ型です。ブログの記事やコメントなどに使われます。
日付型は日付や時間を保存するためのデータ型です。以下のような種類があります。
日付を保存するためのデータ型です。年、月、日を保存します。
日付と時間を保存するためのデータ型です。年、月、日、時間、分、秒を含みます。
では、どのようにデータ型を選べば良いのでしょうか?いくつかのポイントを押さえましょう。
まず、保存したいデータの特性をよく理解することが重要です。数値なのか、文字なのか、日付なのかを考えましょう。
適切なデータ型を選ぶことで、データベースのパフォーマンスが向上します。例えば、数値を文字列として保存すると計算が遅くなることがあります。
今後データが増加することを見越してデータ型を選びましょう。例えば、VARCHARの長さは適切に設定することが重要です。
最後に、実際のMySQLコマンドでデータ型を設定する方法を見てみましょう。
CREATE TABLE users (
id INT AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
username VARCHAR(50),
email VARCHAR(100),
birthday DATE,
created_at DATETIME
);
データ型をうまく選ぶことで、MySQLのデータベースを効率よく運用できるようになります。