今回はMySQLの基本操作、データの挿入、更新、削除の方法を解説します。
まずはデータの挿入方法について説明します。新しくデータベースにデータを追加するときは、INSERT文を使います。
以下が基本的なINSERT文の形です。
INSERT INTO テーブル名 (カラム1, カラム2, ...) VALUES (値1, 値2, ...);
具体例を見てみましょう。例えば、students
というテーブルに新しい生徒の情報を追加する場合、次のように書きます。
INSERT INTO students (name, age, grade) VALUES ('山田太郎', 15, '9年');
次に、データの更新方法を説明します。既存のデータを変更する場合は、UPDATE文を使います。
以下が基本的なUPDATE文の形です。
UPDATE テーブル名 SET カラム1 = 新しい値1, カラム2 = 新しい値2, ... WHERE 条件;
例えば、students
というテーブルで特定の生徒の年齢を更新する場合、次のように書きます。
UPDATE students SET age = 16 WHERE name = '山田太郎';
最後に、データの削除方法を説明します。既存のデータを削除する場合は、DELETE文を使います。
以下が基本的なDELETE文の形です。
DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件;
例えば、students
というテーブルから特定の生徒の情報を削除する場合、次のように書きます。
DELETE FROM students WHERE name = '山田太郎';
このように、INSERT、UPDATE、DELETEの各SQL文を使えば、データベースの操作が簡単にできます。