この記事では、Express.jsを使って簡単なWebサーバーを構築する方法を紹介します。Express.jsはNode.jsのフレームワークで、シンプルで柔軟なWebアプリケーションを作成するのにとても便利です。

必要なもの

まずは、以下のものを準備しましょう。

• Node.js：サーバーを動かすためのプラットフォームです。
• NPM：Node.jsに付属するパッケージ管理ツールです。
• テキストエディタ：コードを書いたり、編集したりするために必要です。

Node.jsとNPMのインストール

Node.jsをインストールするには、公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードして、手順に従ってインストールしてください。インストールが完了したら、コマンドライン（ターミナル）を開き、以下のコマンドを入力して、正しくインストールされたか確認しましょう。

node -v

npm -v

新しいプロジェクトの作成

Node.jsが無事にインストールできたら、次は新しいプロジェクトのフォルダを作ります。コマンドラインで以下のコマンドを入力して、プロジェクトフォルダを作成しましょう。

mkdir my-express-app

次に、そのフォルダに移動します。

cd my-express-app

プロジェクトを始めるために、npmを使って新しいプロジェクトを初期化します。以下のコマンドを入力すると、いくつかの質問が表示されますが、Enterを押すだけでデフォルト値が使われます。

npm init -y

Express.jsのインストール

次に、Express.jsをプロジェクトに追加します。以下のコマンドを実行して、インストールしてください。

npm install express

簡単なWebサーバーを作る

それでは、実際にWebサーバーを作ってみましょう。プロジェクトフォルダの中に、app.jsという名前のファイルを作成します。そして、そのファイルに次のコードを書き込みます。

const express = require('express');  
const app = express();  
const PORT = 3000;  

app.get('/', (req, res) => {  
    res.send('こんにちは、Express.jsの世界！');  
});  

app.listen(PORT, () => {  
    console.log(\`サーバーはポート${PORT}で動いています\`);  
});  

サーバーの起動

コードを書いたら、コマンドラインで以下のコマンドを入力してサーバーを起動します。

node app.js

サーバーが起動したら、Webブラウザを開いて、http://localhost:3000にアクセスしてみてください。「こんにちは、Express.jsの世界！」というメッセージが表示されれば成功です！