今回は、Node.jsを使ってREST APIを作る方法を説明します。REST APIは、ウェブアプリケーションやモバイルアプリケーションとサーバーがデータをやり取りするための重要な仕組みです。
Node.jsは、サーバーサイドのJavaScript実行環境です。これを使うと、JavaScriptをサーバーでも使えるようになります。非同期処理が得意なので、高速なアプリケーションを作るのに適しています。
まず、Node.jsをインストールしましょう。公式サイトからダウンロードできます。インストールが完了したら、以下の手順で進めます。
次は、APIプロジェクトのフォルダを作ります。コマンドラインを開いて次のコマンドを実行しましょう。
mkdir my-api
cd my-api
npm init -y
これで「my-api」という名前のフォルダができて、Node.jsプロジェクトが初期化されました。
REST APIを簡単に作るために、Expressというフレームワークを使います。以下のコマンドでインストールします。
npm install express
それでは、簡単なAPIを作ってみましょう。プロジェクトフォルダの中に「index.js」というファイルを作成し、以下のコードを記述します。
const express = require('express');
const app = express();
const port = 3000;
app.get('/', (req, res) => {
res.send('Hello, World!');
});
app.listen(port, () => {
console.log(`Server is running at http://localhost:${port}`);
});
このコードでは、サーバーを立ち上げて、アクセスがあったときに「Hello, World!」と表示されるようにしています。
コマンドラインで以下のコマンドを入力して、APIサーバーを起動します。
node index.js
ブラウザで「http://localhost:3000」にアクセスしてみてください。「Hello, World!」と表示されるはずです。
今回はNode.jsを使って、簡単なREST APIを作成しました。Node.jsとExpressを使うことで、素早くAPIを構築することができるので、ぜひ色々試してみてください。