今回は、VBA(Visual Basic for Applications)で使われるメッセージボックスと入力ボックスについて学んでいきましょう。これらのボックスを使うことで、ユーザーと直接対話し、情報を表示したり収集したりすることができます。
メッセージボックスは、情報を表示するための小さなポップアップウィンドウです。
MsgBox "メッセージ内容"
この例では、指定したメッセージ内容を含むメッセージボックスが表示されます。
具体的な例を見てみましょう。
Sub ShowMessageBox()
MsgBox "こんにちは!VBAでメッセージボックスを使っています。"
End Sub
このコードを実行すると、メッセージボックスに「こんにちは!VBAでメッセージボックスを使っています。」というメッセージが表示されます。
入力ボックスは、ユーザーにテキストを入力してもらうためのポップアップウィンドウです。
Dim userInput As String
userInput = InputBox("質問内容", "タイトル", "デフォルト値")
この例では、指定した質問内容とタイトルを持つ入力ボックスが表示され、ユーザーがテキストを入力します。デフォルト値は省略可能です。
具体的な例を見てみましょう。
Sub GetUserInput()
Dim userName As String
userName = InputBox("あなたの名前を入力してください。", "名前入力", "ゲスト")
MsgBox "こんにちは、" & userName & " さん!"
End Sub
このコードを実行すると、ユーザーに名前を入力してもらい、その後に入力された名前を含むメッセージボックスが表示されます。
メッセージボックスと入力ボックスを使うことで、ユーザーと直接対話するプログラムを作成することができます。これらを活用して、使いやすいVBAアプリケーションを作ってみましょう!