ECSとは？

ECS（Elastic Container Service）は、Amazonが提供するコンテナ管理サービスです。これにより、コンテナ化されたアプリケーションを簡単にデプロイ（展開）できます。コンテナを使うと、アプリケーションの実行環境が軽量化され、管理がしやすくなります。

ECSクラスターの概要

クラスターとは、複数のコンテナをまとめて管理するグループのことです。ECSでは、クラスターを作成することで、アプリケーションのスケーラビリティや可用性を向上させることができます。

ECSクラスターの作成手順

1. AWSマネジメントコンソールにログイン

まず、AWSの公式サイトにアクセスし、AWSマネジメントコンソールにログインします。アカウントがない場合は、無料で作成できます。

2. ECSサービスを選択

コンソールの検索バーに「ECS」と入力し、Elastic Container Serviceを選びます。

3. クラスターの作成を開始

左側のメニューから「クラスター」を選択し、「クラスターの作成」ボタンをクリックします。

4. クラスターの設定

クラスターの設定画面が表示されます。ここでは、クラスターの名前や設定を行います。基本的な設定は以下のようにします：

• クラスター名：任意の名前を付けます。
• EC2 Linux + Networking：このオプションは、EC2インスタンスを使用する場合に選んでください。

5. インスタンスの設定

次に、インスタンスの設定を行います。インスタンスタイプや数、SSHキーの設定などを選びます。初心者はデフォルトの設定で進むのが簡単です。

6. クラスターの作成

設定が完了したら、画面下部の「クラスターの作成」ボタンをクリックします。これでクラスターが作成されます。

クラスター作成後の確認

クラスターが正常に作成されたかどうかは、クラスターのダッシュボードで確認できます。ここに、作成したクラスターの状態や健康状態が表示されます。

まとめ

ECSクラスターの作成は思っていたよりも簡単です。AWSマネジメントコンソールを使って、数回のクリックでクラスターを作成できます。