CI/CDとは何か？

CI/CDは「Continuous Integration」と「Continuous Deployment」の略です。日本語では「継続的インテグレーション」と「継続的デプロイ」と呼ばれています。これを使うと、コードを自動でテストしたり、デプロイ（サービスを公開すること）したりできるようになります。これによって、ソフトウェアの開発がとてもスムーズになるのです。

AWS Lambdaとは？

AWS Lambdaは、Amazonが提供しているサーバーレスコンピューティングサービスです。サーバーレスというのは、サーバーの管理を気にせずにアプリケーションを実行できるという意味です。Lambdaを使うと、特定のイベントが発生したときにコードを自動で実行できるので、CI/CDパイプラインにぴったりです。

LambdaをCI/CDパイプラインに組み込むメリット

開発のスピードアップ

Lambdaを使うことで、コードの変更をすぐに反映できるので、開発がどんどん進みます。これによって、リリースのサイクルが短くなります。

コスト削減

使った分だけ料金がかかる方式なので、無駄にお金を使わずに済みます。例えば、アプリが動いていないときは料金を支払わないので、コストが大幅に削減できることがあります。

CI/CDパイプラインの作成手順

1. AWSアカウントの作成

まずは、AWSにサインアップしてアカウントを作成しましょう。登録手続きは簡単なので、すぐにできます。

2. Lambda関数の作成

次に、AWS Lambdaコンソールにアクセスして、新しいLambda関数を作成します。関数は、任意のプログラミング言語で記述できます。

def lambda_handler(event, context):
    print("Hello, World!")
    return "デプロイ成功!"

3. CodePipelineの設定

AWS CodePipelineは、CI/CDを実現するためのサービスです。これを使って、自動デプロイのパイプラインを設定します。リポジトリからのコード取得や、ビルド、デプロイの手順を設定するだけでOKです。

4. イベントトリガーの設定

最後に、Lambda関数がどのイベントで実行されるかを設定します。例えば、GitHubのリポジトリにコードをプッシュしたときなどです。これで、自動デプロイが完成です！

まとめ

Lambdaを活用したCI/CDパイプラインの構築は、開発のスピードアップやコスト削減につながります。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ学んでいくことで、もっと便利な開発環境を作ることができるようになります。