リバースプロキシは、クライアントからのリクエストを受け取り、後ろにあるサーバーにそのリクエストを転送する役割を果たします。これにより、ユーザーは実際のサーバーのことを意識せずにサービスを利用できるようになります。
リバースプロキシを使うことで、いくつかの利点があります。
nginx(エンジンエックス)は、高速で軽量なウェブサーバーの一つです。また、リバースプロキシとしても広く使われています。多くのユーザーが同時にアクセスしても高い性能を発揮するため、人気があります。
nginxはさまざまなオペレーティングシステムでインストールできますが、ここではUbuntuの場合を紹介します。
sudo apt update
sudo apt install nginx
それでは、nginxを使ってリバースプロキシを設定してみましょう。
sudo nano /etc/nginx/sites-available/default
server {
listen 80;
server_name example.com;
location / {
proxy_pass http://localhost:8080;
proxy_set_header Host $host;
proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
}
}
sudo systemctl restart nginx
nginxを使ったリバースプロキシの設定はとてもシンプルです。負荷分散やセキュリティ強化のために活用できるので、ぜひ試してみてください。