nginxを使った静的コンテンツの配信方法

2024/07/22

ウェブサイトを運営する上で、静的コンテンツの配信は非常に重要です。今回は、人気のあるウェブサーバー「nginx」を使って、静的コンテンツを簡単に配信する方法を紹介します。

nginxとは?

nginx(エンジンエックス)は、高速で軽量なウェブサーバーです。特に静的ファイルの配信に優れています。静的コンテンツとは、画像やHTMLファイルなど、サーバー側で変更されないデータのことを指します。nginxを使うことで、これらのファイルを素早く、効率的に配信することができます。

nginxのインストール

まずは、nginxをインストールしましょう。ここでは、Ubuntuを例に説明しますが、他のLinuxディストリビューションでも似たような手順でインストールできます。

nginxのインストール手順

sudo apt update
sudo apt install nginx

これでnginxがインストールされました。次に、nginxのサービスを起動します。

nginxのサービスをスタート

sudo systemctl start nginx

nginxが正常に起動したか確認するには、ブラウザを開いて「http://localhost」にアクセスしてみてください。nginxのウェルカムページが表示されるはずです。

静的コンテンツを配信する設定

nginxの設定ファイルを編集して、静的コンテンツを配信する準備をしましょう。

設定ファイルの場所

nginxのメイン設定ファイルは「/etc/nginx/nginx.conf」にありますが、サイトごとの設定を行う場合は「/etc/nginx/sites-available/default」を編集します。

設定ファイルを編集する

sudo nano /etc/nginx/sites-available/default

次に、以下の設定を追記してください。

server {
    listen 80;
    server_name localhost;

    location / {
        root /var/www/html;  # 静的コンテンツの置き場所
        index index.html;     # デフォルトのインデックスファイル
    }
}

静的コンテンツを配置する

次に、静的ファイル(HTML、CSS、画像など)を「/var/www/html」フォルダに置きます。このフォルダは、nginxのデフォルトの静的ファイルのルートディレクトリです。

sudo mkdir -p /var/www/html
echo "

こんにちは、nginx!

" | sudo tee /var/www/html/index.html

設定を反映させる

設定を変更したら、nginxを再起動して変更を反映させます。

sudo systemctl restart nginx

まとめ

今回は、nginxを使って静的コンテンツを配信する方法について紹介しました。nginxは設定も簡単で、高速に静的ファイルを配信してくれる頼もしいサーバーです。

この記事はAIを使用して作成されています。