Vue.js(ビュー・ジェイエス)は、ユーザーインターフェースを構築するためのフレームワークです。JavaScriptを基盤にしていて、シンプルで直感的に使えるのが特徴です。これから紹介するディレクティブは、Vue.jsを使う上で非常に重要な機能です。
ディレクティブとは、Vue.jsの特別な属性で、HTML要素に特定の機能を持たせることができるものです。これにより、簡単に動的な表示やリストの描画が可能になります。ここでは、特によく使われる3つのディレクティブ「v-if」、「v-for」、「v-show」について詳しく説明します。
v-ifディレクティブは、条件に応じてHTML要素を表示したり非表示にしたりするために使います。このディレクティブを使うことで、特定の条件が満たされたときだけ要素を表示できます。
例えば、次のようなコードで使用します。
こんにちは、Vue.js!
v-forディレクティブは、配列やオブジェクトをループして、リストを簡単に描画するために使用します。これを使うと、データが増えても自動的に表示を更新します。
以下の例では、配列のデータをリストとして表示します。
- {{ item.name }}
v-showディレクティブは、要素の表示・非表示を切り替えることができますが、v-ifとは少し異なります。v-showでは、要素はDOMに残りますが、CSSで非表示にされます。
次のコードで、v-showを利用します。
こんにちは、Vue.js!
今回は、Vue.jsのディレクティブ「v-if」、「v-for」、「v-show」について基本的な使い方を紹介しました。これらのディレクティブを使うことで、動的なコンテンツを簡単に作成することができます。