Vimは高機能なテキストエディタで、多くのプログラマーに愛されています。コンソール上で動作し、キーボードのみで操作できるため、効率的にコーディングができます。初めて使うときは少しとっつきにくいですが、使いこなせるようになるととても便利です。
Vimを自分好みにカスタマイズするためには、設定ファイル「.vimrc」を作成することが大切です。このファイルに設定を書き込むことで、Vimの動作が変わります。まずは、以下のコマンドでファイルを開いてみましょう。
vim ~/.vimrc
初めに次のコードを.vimrcに追加してみてください。この設定で、行番号を表示したり、インデントを自動で行うことができます。
set number " 行番号を表示
set autoindent " 自動インデント
set tabstop=4 " タブの幅を4に設定
set expandtab " タブをスペースに変換
Vimにはたくさんの便利なプラグインがあります。プラグインを簡単に管理するために「Vim-Plug」というプラグインマネージャーを使いましょう。以下のコマンドでインストールできます。
curl -fLo ~/.vim/autoload/plug.vim --create-dirs \
https://raw.githubusercontent.com/junegunn/vim-plug/master/plug.vim
Vim-Plugをインストールしたら、以下のプラグインを.vimrcに追加してみてください。
call plug#begin('~/.vim/plugged')
Plug 'tpope/vim-sensible' " シンプルで無駄のない設定
Plug 'scrooloose/nerdtree' " ファイルツリーを表示するプラグイン
Plug 'junegunn/fzf' " 高速なファイル検索
Plug 'junegunn/fzf.vim' " fzfのVim統合
call plug#end()
これらのプラグインは、Vimを使っているときの作業がずっと楽になりますよ!
Vimは「挿入モード」と「通常モード」があります。通常モードではコマンドを実行し、挿入モードではテキストを入力します。最初はモードの切り替えに慣れるのがポイントです。
Vimの習得には練習が必要です。最初は戸惑うかもしれませんが、少しずつ使いこなせるようになります。最初は簡単なテキスト編集から始めて、徐々にVimの機能を試してみてください。
Vimはカスタマイズができて効率的なテキストエディタです。自分好みに設定を整えれば、コーディングがもっと楽しく、スムーズになります。まずは基本的な設定をして、プラグインを使ってみましょう。