この記事では、テキストエディタの「Vim」とバージョン管理システムの「Git」を使って、どのようにコードを効率よく管理できるかを解説します。
Vimはプログラマ向けのテキストエディタです。コマンドライン上で動作し、キーボードショートカットを多用するため、多くの操作を素早く行えます。初めて使うときは少し取っ付きにくいかもしれませんが、慣れればとても強力なツールです。
Gitは変更履歴を管理するためのツールです。コーディングをしていると、ソースコードがどんどん変わっていくので、変更の履歴をしっかり管理することが大切です。Gitを使うことで、過去の状態に戻したり、不具合の修正を簡単に行ったりできます。
それでは実際に、VimとGitを使った基本的な操作方法を見ていきましょう。
まずはVimをインストールしましょう。ほとんどのLinuxやmacOSには標準でインストールされていますが、Windowsの場合は公式サイトからダウンロードできます。
次にGitをインストールします。公式サイトからあなたのOSに合ったインストーラをダウンロードして、セットアップを行いましょう。
Vimでプロジェクトを作成し、Gitで管理する準備をします。以下のコマンドを使って、新しいディレクトリを作成し、Gitリポジトリを初期化します。
mkdir my_project
cd my_project
git init
Vimを使ってファイルを作成し、編集してみましょう。まず、以下のコマンドで新しいファイルを作成します。
vim hello.py
ファイルを作成したら、エディタが開きます。簡単なPythonのコードを書いてみましょう。
コードを書いたら、Gitを使って変更をコミットします。まず、変更をステージングエリアに追加します。
git add hello.py
次に、変更をコミットします。
git commit -m "Hello Worldのコードを追加"