Vimは、テキスト編集に特化した強力なエディタです。今回は、基本的な操作としてファイルを開く、保存する、閉じる方法を紹介します。
Vimでファイルを開くためには、コマンドラインで以下のように入力します。
vim ファイル名
例えば「example.txt」というファイルを開きたいときは、次のように入力します。
vim example.txt
これで、指定したファイルがVimで開かれます。もしファイルが存在しない場合は、新しいファイルを作成することもできます。
ファイルを保存するには、まずVimのコマンドモードに入ります。通常、Vimを開いたときは「ノーマルモード」というモードになっていますが、もし「挿入モード」にいる場合は、Escキーを押してノーマルモードに戻ります。
次に、以下のように入力します。
:w
これで、編集中のファイルが保存されます。ファイル名を指定せずに保存する場合は、現在開いているファイル名で上書きされます。
ファイルを閉じるには、やはりノーマルモードにいることを確認し、次のように入力します。
:q
これでVimを終了できます。もし変更を加えたのに保存せずに閉じようとした場合、警告が表示されます。この場合は、以下のように保存して閉じることができます。
:wq
保存せずに強制的に終了したい場合は、次のコマンドを使います。
:q!
この記事では、Vimでファイルを開く、保存する、閉じる基本操作を解説しました。最初は難しく感じるかもしれませんが、使い方に慣れれば、非常に便利なツールです。ぜひ、実際に操作してみてください!