RESTful APIとは

RESTful APIは、Webサービスへのインターフェースを提供する方法のひとつです。簡単に言うと、データをやり取りするためのルールです。ちょっとしたネットワークのやり取りで使われるので、理解しておくと便利です。

TypeScriptとは

TypeScriptはJavaScriptに型（データの種類）を追加したプログラミング言語です。これにより、より安全にコードを書くことができます。JavaScriptの良いところをそのまま使えて、さらに便利なことができます。

環境を整える

まず最初に、TypeScriptを使った開発環境を整えましょう。Node.jsが必要です。Node.jsはサーバーサイドのJavaScriptを実行できる環境です。これをインストールすることで、TypeScriptを使うことができます。

Node.jsをインストールする

Node.jsの公式サイトにアクセスして、自分のOSに合ったインストーラーをダウンロードします。そして、インストールを進めてください。

TypeScriptをインストールする

Node.jsがインストールできたら、次はTypeScriptをインストールします。以下のコマンドをターミナルで実行します。

npm install -g typescript

プロジェクトを作成する

次に、自分のプロジェクトを作成します。好きな場所にフォルダを作り、その中に移動します。

mkdir my-api
cd my-api

初期設定をする

プロジェクトの初期設定を行うために、以下のコマンドを実行します。これで、TypeScriptの設定ファイルが作成されます。

tsc --init

Expressを使ったAPIの作成

次は、APIを作成するためにExpressを使います。ExpressはNode.js用の人気のあるWebフレームワークです。これを導入しましょう。

Expressをインストールする

以下のコマンドでExpressをプロジェクトにインストールします。

npm install express

APIのコードを書く

次に、APIの基本的なコードを書いてみましょう。以下のように`index.ts`というファイルを作成し、次の内容を追加します。

import express from 'express';

const app = express();
const PORT = 3000;

app.use(express.json());

app.get('/api/hello', (req, res) => {
    res.send('Hello, TypeScript!');
});

app.listen(PORT, () => {
    console.log(`Server is running at http://localhost:${PORT}`);
});

APIを実行してみよう

最後に、APIを実行してみます。以下のコマンドをターミナルで実行してサーバーを立ち上げます。

tsc index.ts && node index.js

動作確認

ブラウザを開いて、http://localhost:3000/api/helloにアクセスしてみてください。「Hello, TypeScript!」と表示されれば成功です。