演算子とは？

演算子とは、数値や変数に対してさまざまな操作を行う記号やキーワードのことです。Pythonでは、基本的な演算を行う算術演算子や、値を比較する比較演算子が用意されています。

算術演算子

算術演算子は、数値の計算を行うために使用されます。以下に、代表的な算術演算子を紹介します。

加算（+）

2つの数値を足し合わせます。

a = 5
b = 3
result = a + b
print(result)  # 出力: 8

減算（-）

2つの数値を引きます。

a = 5
b = 3
result = a - b
print(result)  # 出力: 2

乗算（*）

2つの数値を掛け合わせます。

a = 5
b = 3
result = a * b
print(result)  # 出力: 15

除算（/）

2つの数値を割ります。

a = 5
b = 3
result = a / b
print(result)  # 出力: 1.6666666666666667

整数除算（//）

2つの数値を割り、その結果の整数部分を返します。

a = 5
b = 3
result = a // b
print(result)  # 出力: 1

剰余（%）

2つの数値を割り、その余りを返します。

a = 5
b = 3
result = a % b
print(result)  # 出力: 2

累乗（**）

1つ目の数値を底として、2つ目の数値を指数とする累乗を計算します。

a = 5
b = 3
result = a ** b
print(result)  # 出力: 125

比較演算子

比較演算子は、2つの値を比較し、真（True）または偽（False）を返します。以下に、代表的な比較演算子を紹介します。

等しい（==）

2つの値が等しいかどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a == b
print(result)  # 出力: False

等しくない（!=）

2つの値が等しくないかどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a != b
print(result)  # 出力: True

より大きい（>）

1つ目の値が2つ目の値より大きいかどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a > b
print(result)  # 出力: True

より小さい（<）

1つ目の値が2つ目の値より小さいかどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a < b
print(result)  # 出力: False

以上（>=）

1つ目の値が2つ目の値以上かどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a >= b
print(result)  # 出力: True

以下（<=）

1つ目の値が2つ目の値以下かどうかを比較します。

a = 5
b = 3
result = a <= b
print(result)  # 出力: False

まとめ

今回は、Pythonで使用される基本的な算術演算子と比較演算子について学びました。演算子を適切に使うことで、複雑な計算や条件判断を簡単に行うことができます。