この記事では、AWS CLI(コマンドラインインターフェース)の基本的な使い方について説明します。AWS CLIはAmazon Web Services(AWS)をコマンドラインから操作するためのツールです。これを使えば、AWSのさまざまなサービスを便利に管理できます。
AWS CLIは、テキストベースのコマンドを使ってAWSのサービスを操作するためのツールです。AWS Management Consoleというウェブブラウザから操作する方法もありますが、CLIを使うとスクリプトを書くことができ、自動化が簡単にできるようになります。
まずはAWS CLIをインストールしましょう。以下の手順に従ってください。
brew install awscli
curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"
unzip awscliv2.zip
sudo ./aws/install
インストールが完了したら、次に設定を行いましょう。AWS CLIを使ってAWSにアクセスするためには、アクセスキーと秘密キーが必要です。
aws configure
それでは、いくつかの基本的なAWS CLIコマンドを見てみましょう。
S3はAWSのストレージサービスです。以下のコマンドで、すべてのS3バケットを一覧表示できます。
aws s3 ls
EC2はAWSの仮想サーバーサービスです。以下のコマンドで、すべてのEC2インスタンスを一覧表示できます。
aws ec2 describe-instances
以下のコマンドで今月のAWS利用料金を確認できます。
aws ce get-cost-and-usage --time-period Start=$(date +%Y-%m-01),End=$(date +%Y-%m-%d) --granularity MONTHLY --metrics "BlendedCost" "UnblendedCost" "UsageQuantity"
この記事では、AWS CLIの基本的な使い方について学びました。AWS CLIを使えば、AWSのサービスを効率よく操作できるようになります。