今回は、HTMLでリストを作成する方法について学びましょう。リストは、情報を整理して見やすく表示するのに便利です。順序リストと無順序リストの使い方を紹介します。
順序リストは、番号付きのリストを作成するために使用します。例えば、手順やランキングを表示するのに便利です。順序リストを作成するには、<ol>
タグと<li>
タグを使います。
<ol>
<li>朝食を食べる</li>
<li>学校に行く</li>
<li>宿題をする</li>
</ol>
この例では、1. 朝食を食べる、2. 学校に行く、3. 宿題をする、という順序リストが作成されます。
無順序リストは、番号のない箇条書きリストを作成するために使用します。例えば、買い物リストや特徴リストを表示するのに便利です。無順序リストを作成するには、<ul>
タグと<li>
タグを使います。
<ul>
<li>りんご</li>
<li>バナナ</li>
<li>オレンジ</li>
</ul>
この例では、・りんご、・バナナ、・オレンジ、という無順序リストが作成されます。
リストの中にリストを作成することもできます。これをネストされたリストと呼びます。
<ul>
<li>果物
<ul>
<li>りんご</li>
<li>バナナ</li>
</ul>
</li>
<li>野菜
<ul>
<li>にんじん</li>
<li>ブロッコリー</li>
</ul>
</li>
</ul>
この例では、「果物」と「野菜」という項目の下に、それぞれの詳細な項目がネストされています。
リストの見た目を変更するには、CSSを使います。例えば、無順序リストの記号を円に変更する場合は、以下のようにします。
<style>
ul {
list-style-type: circle;
}
</style>
<ul>
<li>りんご</li>
<li>バナナ</li>
<li>オレンジ</li>
</ul>
このスタイルを適用すると、無順序リストの記号がデフォルトの「ディスク」から「サークル」に変更されます。
今回は、HTMLでリストを作成する方法について学びました。順序リストと無順序リストを使いこなせるようになると、情報を整理して見やすく表示することができます。