今回はGitのログを確認する方法や履歴を視覚化するツールとコマンドについて解説します。Gitの履歴を確認することで、プロジェクトの変更点や作業の進捗を把握しやすくなります。
Gitのログとは、リポジトリ内で行われたコミット(変更履歴)を記録したものです。このログを確認することで、過去にどんな変更が行われたのかを追跡できます。
まずは、基本的なコマンドから紹介します。以下のコマンドを使って、ターミナル(コマンドプロンプト)でGitのログを確認できます。
git log
コマンドを使うと、リポジトリの全てのコミット履歴が表示されます。
git log
このコマンドを実行すると、コミットID、作者、日付、コミットメッセージが表示されます。情報が多いので、特定のコミットを探すのは少し大変かもしれません。
より簡潔にログを確認したい場合は、--oneline
オプションを使いましょう。各コミットが1行で表示されるので見やすくなります。
git log --oneline
コマンドラインでのログ確認に慣れてきたら、視覚的に履歴を確認できるツールも使ってみましょう。以下はおすすめのツールです。
GitKrakenは、直感的なインターフェイスでGitの履歴を視覚化できるツールです。初心者でも使いやすく、無料版も提供されています。
SourceTreeは、Atlassianが提供する無料のGit GUIツールです。こちらも初心者に優しいインターフェイスで、視覚的に履歴を確認できます。
今回は、Gitのログの確認方法や履歴を視覚化するツールについて紹介しました。まずはコマンドラインでの基本操作をマスターし、視覚化ツールも組み合わせると、さらに効率よく作業できます。