今回は、Gitを初めて使う人でもわかるように「ステージングエリア」について解説します。
簡単に言うと、ステージングエリアは「コミットするための準備場所」です。ファイルを編集すると、すぐにコミットできるわけではありません。一旦ステージングエリアに追加(ステージング)することで、コミットするファイルを選べるようになります。
次に、変更をステージングする方法を見てみましょう。以下のコマンドを使います。
git add ファイル名
具体例を見てみましょう。
git add index.html
このコマンドで、index.html
というファイルがステージングエリアに追加されました。この後、コミットすることで変更が保存されます。
変更をステージングしたけど、やっぱりコミットしたくない場合は「アンステージング」をします。以下のコマンドを使います。
git reset HEAD ファイル名
これも具体例を見てみましょう
git reset HEAD index.html
このコマンドで、index.html
がステージングエリアから外されました。このファイルはコミットされません。
今回は、Gitのステージングエリアについて紹介しました。大事なポイントは以下の通りです。
この基本を押さえておけば、Gitの操作がだいぶスムーズになると思います。