Docker Composeの基礎:複数コンテナの管理

2024/07/14
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Docker Composeの基礎:複数コンテナの管理

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今回は、Docker Composeの使い方を解説します。Docker Composeを使うと、複数のコンテナを簡単に管理できます。

Docker Composeとは?

Docker Composeは、複数のDockerコンテナを簡単に設定して管理するツールです。例えば、ウェブアプリを開発するときに、Webサーバー、データベース、キャッシュなど複数のコンテナが必要になります。Docker Composeを使うと、一つの設定ファイルでそれらをまとめて管理できます。

YAMLファイル

Docker Composeは、YAMLという形式のファイルを使います。例えば、docker-compose.ymlというファイルに設定を書きます。このファイルに、どのコンテナを使うかやネットワーク設定などを書いていきます。

Docker Composeの基本的な使い方

では、実際にDocker Composeを使ってみましょう。まず、簡単なdocker-compose.ymlファイルを作成します。以下は、Webサーバーとデータベースを立ち上げるサンプルです。

version: '3'
services:
  web:
    image: nginx
    ports:
      - "80:80"
  db:
    image: mysql
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: example

ファイルの内容を解説

1. version

Docker Composeのバージョンを指定します。通常、最新版の'3'を使えば問題ありません。

2. services

ここに立ち上げるコンテナを定義します。上の例ではwebdbの2つのサービスを定義しています。

3. image

使いたいDockerイメージを指定します。webにはnginxというWebサーバーのイメージ、dbにはmysqlというデータベースのイメージを使います。

4. ports

Webサーバー用にポートを指定します。"80:80"と書くと、ホストの80番ポートがコンテナの80番ポートに繋がります。

5. environment

コンテナ内の環境変数を設定します。MYSQL_ROOT_PASSWORDは、MySQLのrootユーザーのパスワードです。

Docker Composeのコマンド

設定ファイルができたら、実際にDocker Composeを使ってみましょう。以下のコマンドを使います。

docker-compose up

このコマンドを使うと、設定ファイルに基づいてコンテナが起動します。

docker-compose up

docker-compose down

コンテナを停止して削除したいときは、このコマンドを使います。

docker-compose down

まとめ

いかがでしたか?Docker Composeを使えば、複数のコンテナを簡単に管理できます。設定ファイルを作成して、コマンドを実行するだけで複数のサービスを簡単に立ち上げられます。

この記事はAIを使用して作成されています。
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