今回は、Dockerという便利なツールについて学んでいきます。特に、Dockerの基本的なコマンドについて解説します。
まず最初に、Dockerについて簡単に説明します。Dockerは、コンテナと呼ばれる技術を使ってアプリケーションを効率的に動かすためのツールです。コンテナを使うことで、開発環境と本番環境(実際にアプリを使う場所)の違いを減らすことができます。
Dockerを使うためには、まずパソコンにインストールする必要があります。公式サイトから簡単にインストールできるので、ここではインストール方法の詳細には触れません。公式サイトの手順に従ってインストールしてください。
ここからはいよいよ、Dockerの基本コマンドについて解説していきます。この部分をしっかり理解すれば、Dockerを使った作業がぐっと楽になりますよ!
docker run
コマンドは、新しいコンテナを作成して実行するために使います。
docker run イメージ名
たとえば、ubuntu
というイメージを使いたい場合は、以下のようにコマンドを入力します。
docker run ubuntu
docker ps
コマンドは、現在動いているコンテナの一覧を表示します。
docker ps
docker stop
コマンドは、指定したコンテナを停止させるために使います。まず、コンテナのIDを確認してから停止させます。
docker stop コンテナID
docker rm
コマンドは、不要になったコンテナを削除するために使います。停止中のコンテナだけが削除できます。
docker rm コンテナID
docker images
コマンドは、ローカルに保存されているイメージの一覧を表示します。
docker images
今回は、Dockerの基本的なコマンドについて簡単に紹介しました。docker run
、docker ps
、docker stop
、docker rm
、docker images
が使えるようになると、Dockerの操作がかなり楽になると思います。