今回はAWSのデプロイメントサービス、「CodeDeploy」について紹介します。ほとんどの人にとって、初めてのわくわくするAWSの体験かもしれません。初心者でもわかりやすいように、簡単な言葉で説明していきますね。
まずはAWSについて少しだけ説明します。AWS(Amazon Web Services)は、クラウドコンピューティングのサービスを提供するAmazonのプラットフォームです。これを使えば、サーバーやデータベースなどを自分で管理しなくても、インターネット経由で簡単に利用できます。
CodeDeployは、AWSが提供するデプロイメント(アプリケーションの配布)サービスです。プログラムを作成したら、それを実際に動かすサーバーにインストールする必要がありますよね。このインストールの過程を自動化してくれるのがCodeDeployです。
CodeDeployは、プログラムの新しいバージョンを自動でサーバーに配布します。これにより、手作業でのミスを防ぎ、確実にプログラムを更新することができます。
万が一、デプロイメントの失敗や不具合が発生した場合、前のバージョンに簡単に戻すことができる「ロールバック機能」があります。これでトラブル時も安心です。
テスト環境、本番環境など、異なる環境に適したデプロイができます。これにより、開発中のバージョンも安全にテストできます。
まず、AWSのアカウントが必要です。公式サイト(https://aws.amazon.com/)から簡単に無料で作成できます。
次に、AWS管理コンソールにログインし、CodeDeployを選択します。指示に従って新しいアプリケーションとデプロイグループを作成してください。
以下は、簡単なデプロイ用スクリプトの例です。このスクリプトを使って、サーバーにファイルをコピーします。
{
"files": [
{
"source": "index.html",
"destination": "/var/www/html"
}
]
}
今回は、AWSのCodeDeployについて基本的なことを学びました。AWSの他のサービスと組み合わせると、さらに便利になります。