この記事では、AWSのVPC(Virtual Private Cloud)について説明します。仮想プライベートクラウドとは何なのか、どうやって使うのか、この辺を記載していきます。
VPCは「Virtual Private Cloud(仮想プライベートクラウド)」の略で、Amazon Web Services(AWS)が提供するネットワークサービスの一つです。一言で言うと、インターネット上に自分専用のネットワークを作ることができる仕組みです。
AWS VPCの主な機能は以下の通りです。
それでは、具体的にどうやってVPCを使うのかを見てみましょう。以下のステップに従えば、簡単にVPCをセットアップできます。
AWS Management Consoleにログインし、「VPC」を選びます。次に、「VPCの作成」をクリックします。基本的な設定(IPアドレスレンジなど)を入力し、作成をクリックするだけで、VPCが作成されます。
VPCの中には「サブネット」と呼ばれる小さなネットワークを作成することができます。サブネットは、VPC内のIPアドレス範囲をさらに細かく区分けするために使います。
ルーティングテーブルを使って、ネットワークトラフィックがVPC内をどのように流れるかを制御します。例えば、インターネットにアクセスしたい場合は、インターネットゲートウェイへのルートを設定します。
セキュリティグループは、VPC内のインスタンス(仮想サーバー)がどの通信を受け入れるかを制御するための設定です。例えば、WebサーバーがHTTPリクエストを受け取れるように設定することができます。
# VPC作成コマンドの例(CLIを使用)
aws ec2 create-vpc --cidr-block 10.0.0.0/16
以上が、AWS VPCの基本的な使い方です。仮想プライベートクラウドを使えば、自分専用のネットワーク空間を簡単に作成し、管理することができます。