Amazon RDS(Relational Database Service)は、クラウド上でデータベースを簡単にセットアップ、運用できるサービスです。この記事では、初めてリレーショナルデータベースを使う方向けに、Amazon RDSの基本的な設定方法を説明します。
Amazon RDSは、AWS(Amazon Web Services)が提供するリレーショナルデータベースサービスです。これを使えば、データベースのセットアップから管理、スケーリングまで簡単に行うことができます。主要なデータベースエンジン(MySQL、PostgreSQL、MariaDB、Oracle、SQL Server)をサポートしており、自分のニーズに合ったものを選ぶことができます。
まず、AWSの公式サイトにアクセスし、自分のAWSアカウントにサインインします。まだアカウントを持っていない場合は、無料アカウントを作成します。
ログイン後、AWS管理コンソールのホームページから「RDS」を検索し、RDSのコンソールに移動します。
「データベースの作成」ボタンをクリックし、データベース作成のウィザードを開始します。ここでは、使用するデータベースエンジンを選びます。初心者にはMySQLがおすすめです。
次に、データベースの設定を行います。簡単な設定手順は以下の通りです。
# データベースインスタンスの識別子を入力します
# デフォルトのDBエンジンバージョンを選択します
# マスターユーザー名とパスワードを設定します
データベースの性能や保存容量に基づいて、インスタンスのサイズを選びます。初心者としては、最初はt2.microなどの低コストなオプションから始めると良いでしょう。
デフォルトでは、データベースはVPC(Virtual Private Cloud)内に作成されます。VPCやセキュリティグループの設定を確認し、必要であれば変更します。
最後に、設定内容を確認し「データベースの作成」ボタンをクリックします。これで、数分待つとRDSインスタンスが稼働します。
Amazon RDSの設定は、初学者でも簡単に行えるようになっています。この記事で説明した手順を参考に、自分のAmazon RDSデータベースをセットアップしてみてください。